だいさんしたんじょう

この夏、我が家に第三子の女の子が誕生した

おにぎりみたいな赤子だった

とってもきゃわいい新家族を愛でると共に、出産時の出来事を旦那目線で記しておこう

今回の出産は姉兄が産まれた大きな病院ではなく、個人の産婦人科での出産となった

理由は鉗子分娩出来る医師がいなくなったので(姉兄は鉗子分娩)、鉗子分娩が出来る医師がいる病院を探して個人の産婦人科となった

おまけにその産婦人科はご飯がめちゃくちゃ美味しいと評判だった(これ大事) 

そして、今回の陣痛は夜中に訪れる

深夜に陣痛が起こり病院に向かう嫁

しばらくして呼び出しがかかり向かう旦那

分娩室へ案内されると1人踏ん張る嫁と2人の看護師さんがいた

あれ?大きな病院の時は6人ぐらいに押さえつけられてたんだけどなー?と思ったが、深夜で夏休み期間で個人医院なので人は少なめとのことであった

看護師さんに「おとーさん!お股押さえといて!」と言われた

え?看護士でもない僕が押さえて良いの?以前の立ち会いは見ているだけだったんだけどな〜と一瞬思ったが、こんなアクティブに出産に参加出来るのは最後かもしれない、と深夜のテンションで嫁の股下を布越しに押さえた

「頭が出たら教えてねー!」と言われた

既に出ていた

「あの…もう出てるっぽいですけど」と看護師さんへ報告

「え?…あ!ほんとだ!」 

股下のポジションを譲り、看護師さんが出ていた頭を確認すると、動きがさらに速くなりお産の準備を整え始めた

そう、僕の仕事はここでほぼ終わりであった

あとは以前と同じく見守り続けるのみ

そこから出産までのスピードは凄まじく、ベテラン看護師さんが螺旋を描くような手付きで、嫁の股下から赤子を捻り取り上げた

さすがの産婦人科個人医院、皆が手慣れすぎていて今までで1番スムーズな出産となる

更に鉗子分娩にはならず初の自然分娩での出産となった(嫁さん頑張った)

そしてとてもきゃわいい赤ちゃんと対面

嫁さん、看護師さん、ほんとお疲れ様でした

そして布を少し支えただけの僕もお疲れ様…

立ち会いの時の旦那無力感は半端ないが、嫁さん的にはそばにいてくれた方が力になる、らしいので絶対にそばにいようと決めており、深夜でもスタンバっていた

妊娠から出産の苦労を間近で見てると、そばにいるくらいは絶対やると決めていた

だってあんな苦労して産んでくれてるもんなぁ

女性すごい、頭上がらん

旦那はこれから布を押さえる、そばにいる以上の働きをせねばな、と心の中で誓い、今日も次女ちゃんのお風呂を入れるのであった

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